2013/04/20

[今度こそ英語]マットとビクトリア

米国務省のウェブサイトに久しぶりにアクセスしてみたら、daily press briefingがここ2週間ずっとNulnandさんじゃないんですよ。あれ?最後に喋ったのは4月5日だったので、その日のスクリプトをみてみたら、喋ったことのまとめに「ヌーランド報道官最後の会見」てかいてあって

えっ

ってなりました。えっっそんな
これから彼女の声を真似ながら世界情勢もキャッチアップできるとおもってほくそ笑んでいたのに?!
涙目で最後の日の会見をみたら、終わって記者がすぐ立ち去ろうとするのをひきとめ別れのあいさつをするヌーランドさん。
そしていつも一番前の右端にすわってる偉そうなおっさん(Matthew Leeさん、AP通信のひとらしい)に「特別な友達マットにこの桜のカップケーキを」とわたしておりました。ピンクのカップケーキ!か、かわいい!
マットさんは「こんなことなら今日休みにすればよかった」と照れながらもささっとお別れスピーチをいってのけていました。
この人すごい鋭い質問するなー(って内容わかってないから推測だけど)といくつか動画をみて思っていたので、こんな場所に毎日座ってるし、APのなかでも敏腕なんだろうなあと思います。

んで、ヌーランドさんの過去を教材として使い倒しがんばるしかないわっと涙をふいてぐぐったらこんな記事が。


AP’s Matt Lee confronts Nuland: ‘You’re staying silent while people are dying left and right’

去年の11月、イスラエルのアレについてトルコがアレしてる件について米国はどの立場を支持するかを明確にすべきでは、そうでないと事態は悪化する一方だとマットさんがまくしたてたやつです。
ガザ地区を攻撃したことについてトルコが「テロ行為じゃないの」っていったってことで……あってるよね?

イスラエルもトルコも同盟国だから米国も対応を渋っていた模様。
現在は両国間で和解が成立してるっぽいですけどね

イスラエル、トルコと関係修復 米大統領が仲介(2013年3月23日)

(((それにしても不勉強がバレバレである)))

というわけで、何かしら米国の立場を述べるまでは引き下がらないマットおじさんと機嫌の悪いオバチャンと化したヌーランドさんのたのしい口論なのであります。
こんなノーガードの打ち合いをくりひろげても最後はカップケーキ手渡すんだからこの切り替え良いですよね!

そしてこの様子は「この記者でかした!」と話題になったようで、リンク先では口論の場面だけを切り取った動画もみられます。これが2:30ほどというコンパクトにまとまった動画なので、リスニングの練習に最適なのであります。あと英語で喧嘩するときどういうふうに凄めばいいかっていうのもわかるよね。

この短い動画を彼らふたりからの贈り物として勉強していきます。

ところで言葉につまったヌーランドさんがwe have made a decision that we need to engage in our diplomatic work diplomatically.といったところで
高校生のとき通っていた英会話教室で「friends are...friendly」ていったら教師にゲラゲラ馬鹿にするように笑われたのをおもいだしました☆そりゃフレンドはフレンドらしいに決まってるだろって。あ、でも、外向的に外交官をするのは当たり前か?ってなると、そうじゃない場合もあり得るのかなあなんて。

とにかく私は政治を勉強すべき。
ていうかヌーランドさんこれから何するんだろう。誰か教えて……

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