2016/03/02

今日も声が聞こえる

森博嗣さんのエッセイを爆読み中。「作家の収入」とか「科学的とは~」とかを経て、「つぶやきのクリーム」シリーズは3冊ほど読み、「100の講義」シリーズをhontoでまとめ買いしてそちらにうつっています。
なんどもなんども出てくるトピックほど繰り返しすり込まれていくからよく覚えている。

その中で「努力とかやる気とかそんなこといってるひまあったらとにかくやれ」みたいなのがあって、かなり耳が痛いので胸に何度もふかーく刻まれました。(ちなみに森博嗣さんは書いたことをまるっと覚えず抽象化してなんとなく記憶することを大変よしとする方です)
ちょうど忙しくなっているところで、普段の仕事+うちに持ち帰ってやるものがあるのですが
私は
「仕事をうちでやる」
というのが最悪にできなかったんです。

いつまでもだらだら怠けて最後に慌てるタイプ。フライヤーとかもそう。辛い。苦しい。みたいなことをちょっと前に書いてましたね!

破れる殻だろうか~デザインという苦痛~

今読み返してみるとなんかすごくかわいそうな奴だなと思います。そのときはすごく必死にのたうちまわりながら書いていたと思うんだけど、客観的にみるとちょっとうざいですね(笑)

でも森博嗣さんの言葉をよむたび
「好きなことやりましょう」
「時間が必要?つくりましょう」
「ないならなぜないのかを考えましょう。あのときやるべきことをやらずに怠けていましたね?」
「金もないなら何かを我慢して捻出することは必ず可能です」
「つまり自由に好きなことができないおまえはその努力をしていない」

という、圧倒的な勝利の方程式がでてくるわけです。
森さん自身が「子どものときは面倒くさがりでやりたくなさすぎることがあったので、仕方なく前もって準備だけするようになったら、しぶしぶでもやるようになった」というエピソードも添えて。

しぶしぶでもやる、やる気がでるのを待たずにやる、とにかくやれ、そしたらできてる

という地道な実践の積み重ねでしか、なりたい自分には近づけないよ、と。

こういうことは何万回もあらゆる本でみてきたんだけど、森さんのエッセイ群でようやく、ほんとうにようやく、腰をちょいあげるくらいまでこぎつけることができまました。

たとえば急いでる朝、たまってる食器みて「今すぐに少しやれば少し減る…ぜんぶじゃなくても少しでいいから…」とまるで森先生に見られてるかのように動いてみたり。
もういいや~ 今度やろ~と寝転がった瞬間も「少しやれば…」という声がきこえてくるんです。

まあでもいつも誘惑に完全勝利しているわけではなくて、負けるときもありますけど、勝率があがってきたかんじがします。
結局自分の運命を決めるのは今の自分の行動だけだものなあ

これからも感情に行動が邪魔されないよう、両者をわける訓練を続けていきます。

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